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白シャツの悩み  インナー編

 夏は白シャツの季節。まぶしい太陽に映える真っ白な輝きは、しばし暑さを忘れさせてくれる一服の清涼剤。ビジネスでもカジュアルでも清潔感と誠実さをしっかり感じさせてくれる白シャツはとっても頼もしい相棒となり、今やメンズファッションでもレディースファッションでも、コーディネートの主役となる存在になっています。

 

 しかし、その白シャツの着用において、いかんともしがたい悩みが各方面で発生しており、その解決方法もなかなか統一されたものがない様子。そこで、白シャツ着用における悩みの種類とその解決の仕方についてここに記しておくことにします。そして今回は、夏の着用シーンということであり、上にジャケットは着ないという想定です。

 

悩み インナーに何を着たらよいか。

 
 半袖かタンクトップか

 白シャツを着るときに最初に出会う問題といえば、白シャツの中に何を着たらいいのか、ということでしょう。半袖Tシャツとタンクトップのどちらを着ればいいかをテーマにしたサイトは数多くあります。それだけたくさんの人が悩み、考えている話題だといえますね。是非とも解決してあげたいものです。

 

 まず、半袖Tシャツをインナーに着た場合のデメリットは、袖の影響です。
 長袖シャツの中に着た場合は、袖の途中でインナーの半袖シャツ部分とその先の部分で濃淡が出ます。
 半袖シャツの中に着た場合は、袖からインナーの袖がニョキッと顔を出します。一旦顔を出した袖は何度押しやってもまた出てきますね。右の袖から出たら、右ばっかり出ます。だから、反対側に引っ張ってもう出ないようにします。しかしそれでもまた右から出ます。何ででしょう。

 

 タンクトップの場合は、胸の当たりにラインが出ますね。タンクトップの形によってはブラジャーみたいに見えるものがありますね。また前掛けみたいなタンクトップもあります。前面がぐりっとえぐれてなくて首元あたりまで生地があるのです。首がつまりそうな見た目なんですね。つまりませんけど。

 

 何色が透けないのか

 こうしたライン問題については、まず何色を着ればいいかが話題になります。

 白シャツだから同じ白がいいんじゃないかと思いがちですが、これはNGですね。じつはとても透けてしまうのです。そしたら黒はどうなのってことなんですけど、黒の方がマシですね。あくまでマシという程度ですけど。でも一番いいのはベージュなんです。肌の色に近い色が一番透けないんです。だから今ベージュのインナーに注目が集まってます。グンゼのSEEKなんかおしゃれさんには有名ですね。ちょっと値段はしますが。

 

 後、細かいことを言いますと、肌よりちょっと濃いぐらいの色ならベストです。いや本当は肌と同色がベストかなと思うのですが、なかなかお肌にピッタンコな色ってないですよね。だから、薄いよりは濃いほう、と覚えておいてください。

 

 ということで、色についてはベージュということに落ち着きました。残るは半袖Tシャツかタンクトップかということですが、これは白シャツが半袖なら文句無くタンクトップでしょう。いくら透けないベージュだろうが、袖から覗いたら同じですからね。あっ、もしあなたのお肌と同色のインナーならば、もしかしてバレナイかも ♪
 白シャツが長袖の場合はもう、どちらでもいいですね。(アッサリ)

 

 と、ここまで書いたところで、新しい情報がありました。半袖の白シャツのインナーですが、先ほどチラッと名前が出たグンゼのSEEKの半袖Tシャツの中に、袖短めバージョンがあるんです。何故短いかって? それはですね、ポロシャツの袖から出ないように短くしてるというんです。 今や白シャツと並んでクールビズの人気者であるポロシャツのために作られたインナー。ポロシャツで大丈夫ならば、白シャツの袖からも覗くことはないんじゃなかろうかと思うのですが。まあ、こういった製品もあるということで。

 

 インナーの本命 ノースリーブ

 さあ、大分長くなってしまいましたね。たかがシャツのインナーに何文字書いてるんでしょうか。各地で猛暑日を記録している最中、しかしまだキーボードを打つ手はしっかりボタンを捉えていますよ。


 ここまで半袖Tシャツ、そしてタンクトップに焦点を当てて書いてきましたが、実はもう一点おススメしたいものがあるんです。それが、ノースリーブのインナーです。

 

 ほとんどのサイトで、ノースリーブが取り上げられていませんね。それだけマイナーということでしょうか。確かに半袖Tシャツかタンクトップしかお店で見ないですもんね。スーパーの紳士肌着売り場に行けばあるのかもしれませんが、近頃は普通の服屋さんでインナーも揃えたりしますし。それと、袖がないけどタンクトップより面積があるというあの形状が、中途半端な印象を与えているのかもしれません。

 

 しかしですよ、私一度着てみたんですが、とってもいいんです。まず、暑くありません。タンクトップとの違いなど感じません。そしてですよ、ここが肝心なんですが、ノースリーブは腕の付け根のところまでという形状ですね。だからインナーの濃淡は胴体と腕の部分の違いとなります。ということは、濃淡が見た目に全くといっていいほど影響しないのです。いや、細かく見たら何かあるかもしれませんが、普通にパッと見てインナーのラインが見えてしまってるということはないといっていいと思います。


 
ということは、ノースリーブの場合、白だろうが黒だろうが関係なく着れることにもなるのですね。もちろんベージュのものを着てもいいでしょう。

 

 そしてもう一つ、言いたい事があるのです。いや、ホント長くなってスミマセン。とにかく、言ってしまわないと気がすまないもんで・・・。
 ビジネスの場合はあまり気にすることもないとは思いますが、カジュアルなシーンで白シャツを着る場合、まあ白でなくてもいいんですけど、シャツのボタンを開けて着ることがありますね。そのときは当然インナーが見えるわけです。そのときに見えるのがベージュのインナーというのは、ちょっとジジくさいかも、とか思っちゃいますよね。

 

 そう、そこなんです。ベージュが透けにくいといっても、ベージュを着る人がなかなか増えないのは。とにかく白か黒かで悩み続けるのは。絶対ボタンは開けない、と堅く約束できる人ならいいですよ。しかし、人間誰しも弱いもの。これから本格的な夏を迎え、さらに暑さが猛威を振るおうかという、そんな季節にボタンの約束なんか出来るモンですか!

 

・・・・・・、そこで、ベージュを避けることの出来るインナーとして、ノースリーブがダントツのおススメ。白でも黒でも透けることなく、ボタンを開けてもへっちゃら。さらに白シャツだけでなく、白のカットソーでも使える、薄いグレーでももちろん使える、まさに夏のファッションの強力なサポーター、ノースリーブを一度試してほしい。

 

 

次回の悩み相談があれば続く

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7月21日追記

悩み相談ありました。

 *白シャツの悩み  襟と袖の汚れ 黄ばみ・黒ずみ編

今回も、悩み完全解決に向けて誠心誠意解答致しております。