カラフルなブログとか

ちょっとしたメモ代わりに

人気があるブログ、長続きするブログにするには

人気があるブログ、長続きするブログを読んでいると、途中で挫折するようなブログとの違いを感じることがある。
それは自信が続くかどうかだ。


趣味のブログにしても、何らかの勉強法のようなブログにしても、長続きしているブログからは自信が感じられる。書いている人も確信を持って記事にしているのだろう。迷いが無い。
もちろん、ブログ全体の中での波はあるだろうが、根底にある主張がブレないということだ。それだけの経験に基づきブログを運営しているということだろう。

人間はどうしてもブレがある。昨日までこうだと思っていても、今日になってみると違う方向に考えが変わっていることもある。ブログの内容に関することでも、同じようなことが起きることは想像できる。そうすると、ブログの主張にも変化が起こる。これまでの記事とは微妙に異なった空気を感じる。そしてブログで言っていることの辻褄が合わなくなってきたりする。

個人のブログなのだから厳密に主張の整合性を考えるのは野暮なことではあるだろう。その日その時思ったことを記事にすればいいのだと思う。しかし多分、主張のブレは無意識に書く意欲を失くさせるのではないだろうか。記事を書きながら「この前の記事と逆の結論になったな」とか思ったりすると、それがキーボードを叩く指の動きを鈍くさせる。ということも、あるかもしれない。

 

長く続くブログの作者であっても、多少のブレはあるだろう。しかしそのブレを、根底にある主張とは切り離して表現する術を持っているような気がする。話の重点を他に移してあまりブレを感じさせないように記事にしていることもあるだろう。それはそうしようと思ってやってるのではなく、自然と出来ているのだ。

 

主張のブレがあっても、それを意識させない記事。それは書き手もあまり意識せずに済ませている結果の記事。
そういう風な記事作りが出来るには、あまり完璧を目指さないことだろう。きれいにまとまったブログを理想としてしまうと、不完全なものに目が行き、それを修正しようと躍起になる。しかし、日々考えが変化するのも人の常であるから、全てが昨日と同じとはならない。矛盾が生じることもあるし、それが自然なのだ。
もっといえば、その矛盾は実は矛盾ではないのだ。
ブログが長続きしないときは、完全主義に陥らないことを最優先にしてみるのも対策として有効だろう。

 

人気があるブログ、長続きするブログには、少しバランスを崩しても軽く立て直す余裕がある。ときにはバランスをくずしたまま突っ走るときがある。それでも自信を伴った状態で記事が出来上がるから、読み手の方で勝手に軌道修正することもあるように思える。
ブログを長く続けて、人気ブログにしたいなら、表面上のブレはあまり気にせずに、言い方を変えてもうまく本来の主張に持っていければいいんだ、という気持ちも持っておくとよい。