今まで語られなかった、理想の自分になるために必要なこと
人は誰でも自分の理想を持っています。
理想の自分になりたいと願い、努力してみたりします。
周りの環境を理想通りにしたいと願い、努力してみたりします。
見かけをよくしたい、ダイエットしたい、いやとにかく異性にもてるようになりたい。
部屋を理想の部屋にカスタマイズしたい、あ、その前に部屋をきれいにしたい。物が多すぎるのだが、どうしても捨てられない。さっと捨てることが出来る自分になりたい。でも捨てた後に必要になる事があるんじゃないかと心配で捨てられない。
一口に理想と言っても、いくつか種類があるようです。
片時も忘れずに集中を込めるべき理想。
一旦手放すべき理想。
頑張って目指す理想は、本当に目指すべき理想ではない。
常に心に描いておき、常に意識に留めていて、常に自分の考えに作用している理想。これこそが真の理想である。
理想の部屋にしようと頑張って掃除して、無理やり荷物を整理し、とにかく捨てていき、インテリアを理想にあうもので揃え、予算が足りない分は似たようなものを探して何とか理想に近づける。
とても頑張ってます。
ある意味いい感じの部屋になり満足するものの、完璧にするにはまだまだ。
そのうちに、やっぱり捨てない方がよかった、とか思う場面がしばしば。
無理に頑張って得た理想を維持するには、頑張るしかないのです。それは筋トレで鍛えた体を維持するのと似ています。
ずっと頑張り続けるのですか。
環境を変えるには、まず今の自分が理想に捉われていないかを再認識してみるのです。無意識にこだわっている部分がないかどうかの確認です。
これとこれは使わずにとっておく、といったものの中には、すぐ使ってしまっても問題ない物があることが多いです。なぜ「使わずにとっておく」と決めてしまったのか、少しでいいので考えてみましょう。
それで、いらないこだわりが消えることもあるのです。
そのいらないこだわりこそが、手放すべき理想。手放した理想は、自由を得てポジティブさを取り戻します。そして新鮮な感覚を纏ってあなたに戻ってきます。
一方、片時も忘れない理想。
もてている自分。スマートな自分。きれいな部屋に住んでいる自分。試験に合格した自分。お金持ちである自分。
そうある状態をイメージして、今の自分がその状態であると思うのです。
わざとそう思うのです。単に思うのです。ふんわりと、でもしっかりと、そうであるかのように振る舞うのです。
もてるように頑張れますか?頑張ってもてるのなら誰でもやってます。
髪型、服装をもてる仕様に変更する。もてる音楽を聞く(笑)。異性ウケのいい趣味?を始める。
もてますか?
その前に異性ウケのいい趣味って何ですか。知りたいです。
頑張ってダイエット。
頑張ってやせると、必ずリバウンドです。
試験に合格のために頑張って勉強するのは、それはいいことです。
ある時期を試験のために集中することは全く問題ないでしょう。
しかし、合格した自分を理想としてしまうと、話は変わります。合格しただけで人生うまくいくなんてことはありません。そこからの生き方が大切です。
合格のために勉強している状態が理想通りなのです。理想通りに勉強している自分を楽しむのです。片時も理想を忘れなければ、勉強も楽しめるのです。楽しいことは捗ります。
やせたらいいな、ではないのです。
やせているのです。スマートな自分がいるのです。
甘いものを食べたときに、太ってしまうとか思わないのです。どっちにしろ食べているのです。スマートな自分が食べているだけなのです。
心配したら、細胞も心配して、心配した方向に働くのです。
太るかな、ときたら、細胞は太りはじめるのです。
スマートな人は何を食べてもスマートなのです。
もてる、にしても同じようなものです。もてるかな、とつい心配になるでしょ。だから心配したとおりになるのです。
相手がどう思うかはコントロール出来ません。そのコントロール出来ないものに自分の感情を左右されるのはやめにしましょう。
まあ、出来るだけ好意を持たれるように働きかけることは出来ますが、それぐらいでいいじゃないですか。
もてる自分、お金持ちの自分。
これは今がどうあろうと、時には結果が良くても悪くても、そういったことに左右されないことが理想なのです。
ブレない、後ろ向きな感情に支配されない、前向きに進むことが理想です。そのためには、理想とする結果を常に見据えて生きることが理想だといえます。
その生き方を続けていると、運が向いて来たり、何か見えない力といったものが後押ししてくれるでしょう。