本当に「出来る」とはどのような状態のことを言うのか
バニーホップ出来た、とか言います。
カーブを投げることが出来る、とか言います。
一回でも出来たら、とりあえず「出来た」ことにはなります。だから人に出来たかどうか聞かれたら、「出来た」と答えます。
しかし、改めて「バニーホップ出来る?」と問われて、「はい、出来ます」と答えられるかどうかは、また別。
出来るかもしれないしミスするかもしれないし、でも出来たこともあるから「出来ない」とは言えないし。
どこまでいけば、「出来た」と言えるのでしょう。
それは、無意識にでも出来てしまう状態になったときです。
ここで前輪に荷重かけて、ここで後ろに体を引く感じで、そのときの角度はこれぐらいで、ペダルを踏む加減は・・・・。
失敗して後ろにこけたら怖いな。ジャンプのタイミングをしっかりとらないと・・・。
等と、やっているうちは「出来る」とは言いにくい。
車の運転でも慣れた人は、ハンドル操作やギア操作を無意識にやっています。それと同じように、ただ飛ぼうと思って飛んだといったレベルに達したなら、本当に「出来る」と言えるのでしょう。